072-725-8555

〒562-0001 大阪府箕面市箕面5丁目12-71パークプラザビル箕面1階

MENU
WEB問診
ヘッダー画像

立ちくらみ

立ちくらみ|箕面駅より徒歩4分の内科、消化器内科 やすふく内科クリニック

WEB予約
WEB問診

立ちくらみとは

一部の人、特に高齢者では、上体を起こしたり、立ち上がったりすると、血圧が極度に低下することがあります(起立性低血圧や体位性低血圧と呼ばれます)。立ち上がると(特にベッドで寝ていた後や長時間にわたって座っていた後に)数秒間から数分間にわたって気が遠くなる、ふらつき、めまい、混乱、かすみ目などの症状が起こり、横になるとそれらの症状は速やかに消失します。しかし、なかには転倒や失神、また極めてまれですが短時間のけいれんが起こる場合もあります。このような症状は運動した後、飲酒した後、重い食事をとった後、または体内の水分が不足したとき(脱水)などに多くみられ、その場合は程度も強くなりがちです。

一部の若い人では、立ち上がった際にこれらと同様の症状が起きますが、血圧の低下はみられません。そのような人では、しばしば起立時の心拍数が正常時よりも多く増加しているため(頻脈)、この状態は体位性頻脈症候群(POTS)と呼ばれます。これらの人が血圧は正常であるにもかかわらず、何故めまいを感じるのかは、よく分かっていません。

立ちくらみの原因と症状

立ちくらみは、血圧制御の異常が原因で引き起こされます。正常な場合、立ち上がると、重力によって脚や体幹の静脈に血液がたまります。血液が下の方にたまることで血圧が下がり、心臓から脳に送り出される血液の量が減少します。脳に流れる血液が減ったことで、めまいなどの症状が起こります。通常はこれを補うため、神経系の働きによって速やかに心拍数が上昇して、血管が収縮し、その結果として、症状が現れる前に血圧が正常に戻ります。この代償機能を担っている神経系は、自律神経系と呼ばれています。  多くの病気により、血圧の制御に問題が発生して、立ちくらみが起きやすくなることがあります。原因の種類には以下のものがあります。 ・病気や薬剤による自律神経系の機能不全 ・心臓が血液を送り出す能力の低下 ・血液量の減少(循環血液量減少) ・ホルモンに対する反応性の低下 原因は、症状が新たに発生したものか、しばらく続いていたものかによって異なります。

 

一般的な原因

立ちくらみが新たに発生した場合、最も一般的な原因は以下のものです。 ・血液量の減少(脱水または失血に起因する可能性) ・薬剤 ・長期間の床上安静 ・副腎の活動低下(副腎機能不全)   立ちくらみが長期にわたって(慢性的に)発生している場合、最も一般的な原因は以下のものです。 ・加齢に伴う血圧調節の変化 ・薬剤 ・自律神経系の機能不全

検査・診断

原因が明らかな場合(例えば、長期の床上安静)を除き、通常は検査が必要です。通常は心電図検査、血算、その他の血液検査(例えば、電解質濃度の測定)を行います。その他の検査は、診察中の所見に基づいて、特に症状から心臓または神経の異常が疑われる場合に行われます。

薬がめまいの原因として疑われる場合は、医師はその薬の使用をやめるよう指示し、それによりめまいが消えるかどうかを観察して、原因を確認します。

自律神経系の機能不全が疑われる場合は、ティルト試験も行うことがあります。この検査では、検査を受ける人に電動式の特殊な診察台の上に数分間横になってもらいます。その後、診察台が60~80度の角度で15~20分間傾き、その間に血圧と心拍数を継続的にモニタリングします。血圧が下がらない場合は、心臓を刺激するイソプロテレノールを、心拍数を20回/分だけ増加させるのに十分な用量で静脈内に投与してから、再び検査を行います。この検査の所要時間は30~60分間で、非常に安全です。

立ちくらみの原因と症状

可能であればすべての原因を治療し、原因が薬剤の場合は、その薬を変更または中止します。しかし、多くの原因は治癒させることができず、症状を軽減する対応をとる必要があります。具体的な対応としては、生活習慣の改善や薬剤の使用が挙げられます。

長期間の床上安静が必要になる場合は、毎日、上体を起こし、可能であればベッドの上で運動を行う必要があります。横になっているか座っている場合は、ゆっくりと気を付けて立ち上がる必要があります。一般に、十分な量の水分をとり、アルコールは控えるか避け、可能であれば定期的に運動することが役に立ちます。中程度の強さの運動を定期的に行うことで、血管の壁の筋肉の緊張が高まり、それにより脚にたまる血液が減少します。寝るときに頭の位置を高くすることも症状の軽減に役立ちます。人によっては、塩分摂政量の増加により水分の貯留量が増え、症状が軽減することがあります。食事に多めに塩をかけることや塩化ナトリウムの錠剤を摂取することによって塩分摂取量を増やすように医師が勧める場合があります。しかし、心疾患がある人には塩分摂取量の増加は推奨されない場合があります。