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肩こり

肩こり|箕面駅より徒歩4分の内科、消化器内科 やすふく内科クリニック

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肩こりとは

肩こりとは、首すじや首のつけ根から、肩または背中にかけて、張った、こった、痛みがあるなどの症状をいい、頭痛や吐き気を伴うこともあります。肩こりにはさまざまな筋肉が関係しますが、その中心は肩甲骨を覆っている大きな筋肉、僧帽筋です。肩甲骨の動きに関与しており、首や肩関節の動きをサポートする役割を担っているため、負荷がかかりやすい筋肉です。

肩こりの原因と症状

日常生活から考えられる肩こりの原因

肩こりには、何らかの病気により引き起こされるもののほかに、原因がはっきりとはわからないものがあります。実際には原因がわからないもののほうが多く、不良な姿勢、運動不足、過労、寒冷、肉体的・精神的なストレス、自律神経の乱れなどが重なり、肩周辺の筋肉の緊張と血流不足によって起こると考えられています。以下に、いくつかの指摘を致します。

(1)同じ姿勢でのデスクワーク

同じ姿勢で長時間パソコンなどに向かっていることで、肩甲骨や肩関節の動きが損なわれ、僧帽筋などの筋肉に緊張が続き、肩こりの症状があらわれます。さらに姿勢不良が加わると、神経が圧迫される状態が続き、肩こりが進みます。

(2)眼精疲労

パソコン、スマートフォン、タブレットなどの長時間使用による目の酷使や、メガネの度が合っていない、ブルーライトや紫外線の影響、ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れなどは目を疲労させる要因になります。そして、これが続くと慢性的な目の疲労が定着し、目の症状だけでなく、肩こりも含めた全身の疲れを伴う眼精疲労を引き起こすことがあります。

(3)運動不足による筋肉疲労と血行不良

日頃から体を動かしていない人は、筋肉が普段使われないので、筋肉の緊張や疲労が起こりやすくなります。運動不足は血行不良を招くので、これもまた肩こりの原因になります。加えていえば、体を動かさなくても一定の姿勢を維持するためには筋肉を緊張させる必要があり、運動不足は肩こりの大敵といえそうです。

(4)ストレスによる緊張

肉体的または精神的なストレスを受けると、筋肉を緊張させる自律神経(交感神経系)の働きが活発になります。そのため、肩周辺の筋肉が緊張し肩こりが起こります。ストレスが一時的なものであれば回復しますが、連日ストレスにさらされると筋肉の過剰な緊張が続き、肩こりが慢性化することがあります。 肩こりの慢性化は、慢性的な疲労につながります。通常の疲労は休息や睡眠で解消できますが、精神的なストレスが重なると休息や睡眠も不完全なものとなります。疲労が慢性化するように、肩こりもまた慢性化することがあります。

(5)寒さによる肩の筋肉の緊張、自律神経の乱れ

寒い場所や冷房の効いた部屋で長く過ごしていると筋肉が緊張します。さらに、寒さは自律神経の乱れも引き起こし血行も悪くなり、筋肉の緊張が強まり、これらが負のスパイラルとなり、肩こりの原因となります。

 

肩こりの原因と考えられる疾患

下記疾患が心配な場合には、早めに医師の診察を受けましょう。

(1)四十肩、五十肩

正式名称は肩関節周囲炎といいます。加齢に伴い、肩関節とその周辺の組織が慢性的な炎症を起こし、腕を上げたり、腕を後ろに回したりする動作が痛みのために制限されます 。じっとしていても、夜中に眠れないほど痛むこともあります 肩の痛みは、程度によって6カ月~1年半ほどで回復しますが、回復を早めるには肩の軽い運動を行うのが効果的です。痛さのあまり動かさないままにしておくと、肩の動きが悪くなってしまう可能性があります。

(2)変形性頸椎症

首の骨と骨の間をつなぐ椎間板の弾力が加齢に伴い減少することで起こります。弾力が減少すると、椎間板に接している椎骨がトゲのように変形します。このトゲが、頸椎の間から肩に向かって出る脊髄神経を圧迫して刺激し、これにより首から肩甲骨、腕、手指にかけて強い痛みやしびれの症状があらわれます。

(3)更年期障害

閉経の前後、約10年間をさす更年期を迎えると、女性ホルモンのバランスが急激に変化し、心や体にトラブルが起きることがあります。この時期にあらわれる自律神経失調症に似たさまざまな症状を更年期障害といいます。 症状には、肩こりや疲れ、だるさ、のぼせやほてり、イライラや不安感などがあり、仕事や家事などの日常生活に支障をきたす場合が少なくありません。

(4)高血圧症

遺伝や肥満、塩分の摂り過ぎなどの生活習慣が原因で収縮期(最大)血圧140mmHg以上、拡張期(最低)血圧90mmHg以上が続く状態です(日本高血圧学会2019)。高血圧症は、狭心症、心筋梗塞、心不全、脳梗塞、脳出血など重篤な病気を引き起こす可能性があります 。自覚症状がない場合が多く、肩こりや動悸、のぼせ、息切れなどの症状があらわれることがあります。

(5)低血圧症

遺伝や病気などが原因で起こるといわれていて、一般的には収縮期血圧が100mmHg未満の状態です 。多くの人が立ちくらみ、めまいを感じます。また、肩こり、だるさ、疲れ、頭痛、寝起きが悪いなどの症状が起こることがあります。

(6)狭心症

心臓をとり囲む血管が動脈硬化によって詰まると、血液の流れが悪くなり、心臓の筋肉が酸素不足を起こします。典型的な症状は胸が締め付けられるような痛み ですが、関連痛(放散痛)として、肩などの心臓とは別の場所に症状を起こすことがあります。 例えば、肩こりを突然感じたり、胸の締め付けと同時に肩にも痛みが広がる発作が数分間続いたりすることがあります。

(7)心筋梗塞

心臓をとり囲む血管が動脈硬化によって完全に詰まって、血流が途絶える状態です。胸に激痛の発作が起こり、呼吸困難や吐き気、冷や汗などを伴うことがあります。痛みは20分以上続き、激痛は胸だけではなく、肩、腕、胃のあたりに起こることもあります。

(8)肩こりに隠れたその他の病気

肩こりはさまざまな病気の前兆であることがあります。肩こりに隠れたその他の病気のうち、主なものとして下記が考えられます。 片頭痛、解離性大動脈瘤、肝臓疾患、胆石症、膵炎、脳出血、脳梗塞、パーキンソン病、視力障害、内耳・外耳などの炎症性疾患、副鼻腔炎、顎関節症、心身症、うつ病など 。疾患が心配な場合には、早めに医師の診察を受けましょう。

検査・診断

問診や神経学的診察、特に触診で僧帽筋の圧痛と筋緊張、肩関節可動域や頚椎疾患のチェックなどで診断します。
X線(レントゲン)撮影のほか、必要によりMRI、筋電図、血圧測定などの検査も行います。

頚椎疾患、頭蓋内疾患、高血圧症、眼疾患、耳鼻咽喉疾患、肩関節疾患の随伴症状としての「肩こり」も少なくありません。

肩こりの治療

・マッサージ療法(筋肉の血流を改善させ、筋緊張をやわらげる)
・温熱療法(蒸しタオル、入浴などで筋緊張をやわらげる)
・運動療法(筋力強化)
・安静
・薬物療法(シップ薬、筋弛緩薬、局所注射など) など

明らかな原因疾患があれば、その治療が必要です。