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便秘について|箕面駅より徒歩4分の内科、消化器内科 やすふく内科クリニック

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便秘について

便秘の定義とは「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」、「本来体外へ排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義されています。つまり排便の回数が少ないというだけでなく、不快感や残便感があるというところも含めて便秘とされています。

最近は腸活などという言葉もよく聞くようになりましたが、便秘の治療に関してはまずは生活習慣を整えることが大切かと思われます。

推奨される生活習慣は、以下のようなものです。

  1. 1日 3食、規則正しい時間に食事を摂る習慣をつけましょう。胃に食べ物が入ると大腸が大きく動きます(胃結腸反射)。とくに朝食は、排便につながる重要なきっかけとなりますので、なるべく摂りましょう。
  2. 朝食後の時間をゆっくりと取って、便意がなくても決まった時間にトイレに座るようにしましょう。
  3. 食物繊維を摂るようにしましょう。食物繊維には、便のかさを増す「不溶性」と柔らかくする「水溶性」の2種類があります。不溶性は穀類や野菜、水溶性は海藻や果物に多く含まれますが、どちらもバランスよく取ることが大切です。
  4. 水分をしっかり摂りましょう。1日の水分量の目安は、食事とは別に1.5リットル以上です(腎不全などで制限されている方は別です)。真夏は意識的に水分摂取しますが、その他の季節はなかなか意識してこまめに取らないと難しい量ですね。
  5. ヨーグルト、納豆、味噌などの発酵食品を積極的に摂り、腸内細菌のバランスを整えしょう。特に和食は味噌汁・納豆・ぬか漬けなど発酵食品がたくさんあり、腸にも良い食事ですね。
  6. 適度な運動を続けましょう。運動には腸を動かす効果があります。目安としては毎日20〜30分のウォーキングを週3回以上歩く程度です。なかなか毎日時間を作るのは難しいですが、生活の合間で運動する習慣をつけたいですね。

 

まずはこのような生活習慣、つまり運動と食生活、ストレスのない生活(なかなか難しいですが…)を心がけてみましょう。

 

生活習慣を整えた上で、必要に応じて内服薬を調整します。

日本の病院でよく処方される便秘の治療薬と言えば、酸化マグネシウムと刺激性下剤(プルゼニド、センノシド、センナ、大黄など)です。

前者は便に水分を含ませて軟らかくする非刺激性のタイプ、後者の便秘薬は、腸の筋肉を強力に刺激して便を出すという仕組みです。酸化マグネシウムは腎臓の悪い方には血中のマグネシウム濃度が上昇し副作用がでることがありますが、理解して使用すれば安価で効果の良い内服薬です。問題は後者の刺激性下剤であり長年過剰に内服すると、大腸メラノーシスといって腸の粘膜が真っ黒に黒ずんでしまい、腸の動きが悪くなってしまうことがあります。

両方とも薬局でも簡単に手に入るため内服されている方も多いかと思われますが副作用などまで理解されて内服されている方は少ないように思います。ここ最近はアミティーザ®、リンゼス®、グーフィス®、モビコール®といった新しい作用の薬が日本でも承認され処方する機会が増えています。いずれも便に水分を含ませて軟らかくするタイプのお薬です。便が水分で膨張することで大腸が自然に刺激され、腸の動きも活発になります。しかも、長く使い続けても薬の効き目が落ちず、体にほとんど吸収されないか、吸収されても速やかに分解されるので、より安全になっています。

このように便秘薬といってもクリニックで処方できる薬はたくさんあります。

便が出にくい原因として大腸癌が潜んでいることもあります。

たかが便秘と思って自分で判断せず、一度受診頂きご相談くださいね。