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急性肝炎について|箕面駅より徒歩4分の内科、消化器内科 やすふく内科クリニック

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急性肝炎について

なんとなく心窩部が痛い、肝臓が悪いんじゃないかと心配され来院される患者様はたくさんおられます。

肝臓が悪いという言葉はなかなか正確な表現が難しいのですが、肝臓に炎症を起こしている状態を肝炎といい、肝炎には急性肝炎と慢性肝炎があります。

何らかの原因により、急激に肝細胞が破壊され肝機能に障害を及ぼす病気を急性肝炎といい、多くはウイルスが原因となります。肝炎の原因となる肝炎ウイルスには、主にはA型、B型、C型、D型、E型の5種類があります。A型肝炎とE型肝炎は急性肝炎の原因となり、B型肝炎とC型肝炎は急性肝炎と慢性肝炎の両方を引き起こします。D型肝炎は、B型肝炎にかかっている場合のみ重複してかかる病気です(同時感染する場合もあります)。
そのほか、薬物性肝障害、自己免疫性の肝炎も急性肝炎にあたります。薬物性肝障害は、薬や健康食品(サプリメント)が原因となり肝臓が炎症を起こす病気です。自己免疫性肝炎は原因不明とされ難病指定されていますが、名前の通り自己免疫が関与しているといわれています。
急性肝炎は自然治癒する可能性の高い病気ですが、まれに重症化(1~2%)すると、劇症肝炎、急性肝不全と呼ばれるきわめて重い病態に移行します。 

以下のような症状があらわれることがあります。

・発熱、喉の痛み、頭痛などの風邪の様な症状
・食欲不振
・全身がだるい
・吐き気
・腹痛
・発疹
・皮膚や白目が黄色くなる
・尿が茶色くなる

上記のような症状が継続して続くようならば一度精査をしたほうがよいかもしれません。

検査・診断に関しては採血検査で肝機能異常がないか、黄疸がないかなど確認していきます。その他ウイルス感染の有無や重症度の確認なども精査していきます。
治療法に関しては基本的には安静加療とするケースが多いですが、急性B型肝炎で慢性化が疑われる場合にはB型肝炎に対する核酸アナログ製剤投与を行うことがあります。またC型急性肝炎ではウイルス排除目的に抗ウイルス剤(DAA)を投与することもあります。薬剤・サプリメント等の原因の場合には中止にて経過観察で改善することが多いですが、自己免疫性肝炎の場合にはステロイド投与が行われます。劇症肝炎の場合は血漿交換など特殊な治療、また肝移植なども視野にいれて治療を行う必要があります。

箕面市では40歳以上の市民で、過去に一度も肝炎検査を受診したことがない方を対象に、無料で肝炎ウイルス検査(B型肝炎・C型肝炎)を実施しています。該当される患者様で検査希望される方は当院までお問い合わせくださいね。