IBD
IBD
IBDとは、腸を中心とした消化管の粘膜に慢性の炎症がおきる病気のことです。
一般的には、潰瘍性大腸炎(Ulcerative colitis:UC)とクローン病(Crohn’s Disease:CD)の2つの病気をIBDと呼んでいます。
どちらも難病指定されている病気ですが、日本人の患者は年々増えており、2020年の時点でUCは少なくとも22万人、CDは7万人以上いると推定されています。
20歳代前後の若い方を中心に発症し、下痢、血便、腹痛などを生じます。症状の経過はさまざまですが、多くの方は再燃(悪くなること)と寛解(落ち着くこと)を繰り返します。
潰瘍性大腸炎(Ulcerative colitis:UC)とは