箕面市民がん検診
箕面市民がん検診
日本人の死因第1位は「がん」です。日本人の「2人に1人」はがんになり、「3人に1人」はがんで亡くなります。しかし、早期に発見し適切な治療を受ければ、治る確率の高い病気でもあります。自覚症状が無いうちから定期的に検診を受け、がんを早期に発見しましょう。また、がん検診の結果、精密検査が必要と診断された場合は、必ず精密検査を受けましょう。
箕面市民がん検診は無料で、やすふく内科クリニックは箕面市民がん健診の指定医療機関です。また、箕面市では生活習慣病健診とがん検診を無料で受診することができますので生活習慣病健診もセットで受診されることをお勧めします。
各検診により対象などが異なりますので、各検診の項目をごらんください。共通の持ち物は健康保険証、健康手帳(お持ちのかた)です。受診券はありません。
大腸がんは大腸に発生するがんです。
日本では1年間に約15万人が大腸がんと診断されており、男女ともによく見られるがんの1つです。大腸がんは早期で発見できれば、5年生存率はほぼ100%とされています。このように早期発見、早期治療を行えば治りますが、早期では自覚症状がほとんどなく1年に一度の大腸がん検診を受けることが推奨されています。
・対象者:40歳以上のかた
・受診機会:年度内1回(4月1日から翌年3月31日までの間)
・内容:便検査
・費用:無料
・注意事項:「採便容器」に2日分の便を採取して持参してください
*検診当日までに事前に「採便容器」をクリニックに取りに来ていただく必要があります。予約時にいつ取りに来られるかご相談ください。
*1年以内に全大腸内視鏡検査を受けたかたは受診できません。
肺がんは、我が国のがんの部位別死亡数の第1位を占めるがんです。(2018年数値:人口動態統計にによる全国がん死亡データより)
40歳代後半からり患率が増え始め、高齢になるほど高くなりますので、40歳を過ぎれば、毎年検診をうけましょう。
・対象者:40歳以上のかた
・受診機会:年度内1回(4月1日から翌年3月31日までの間)
・内容:問診・胸部レントゲン検査
・費用:無料
・注意事項:妊娠中または妊娠の可能性のあるかたは受診できません。
前立腺がんは、高齢者のがんといわれ、前立腺がんと診断される約90%が60歳以上のかたです。進行が非常にゆっくりで、近年、PSAという血液検査が行われるようになり、症状がないうちに発見されるようになってきています。
・対象者:毎年度内(3月31日迄)に55・58・61・64・67・70・73・76歳になる男性のかた
・受診機会:年度内1回(4月1日から翌年3月31日までの間)
・内容:血液検査
・費用:無料
・注意事項:前立腺がん治療中または治療後のかたは受診できません。